初めての紀州犬・始めての有色紀州犬
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1974年(11歳)の秋、ムクの家に茶色いムクムクとしたカワイイ仔犬がやってきました。
余りにもムクムクした仔犬なので、ムク(愛称)とつけました。
この犬が来るまでは、拾ってきたり、もらってきたりした犬が、ムク(管理人)の人生では当たり前のことでしたので、初めての血統書が着いた犬です。
私(ムク)の今までの人生(まだ11年しか生きてませんでしたが)で犬の無い人生は考えられない事です。
生まれたときから、犬はいましたので、初めての友達は、犬だったのかも知れません。
このムクムクとした犬は、今までの犬とは、チョット違いました。
まず、今までの犬は、白または白が入った斑でこの犬は茶色の犬です。
仔犬なのにイッチョ前に自己主張するんです。今までに無い新鮮さを覚えました。
父親から「この犬は紀州犬と言うんだ」と聞かされ、少ない小遣いの中から、
本屋さんで、紀州犬の本を買い、子供ながら勉強しました(学校の勉強はしたこと無いのに)。
近所でも、紀州犬の今で言うプチブームが起こっていた時期でもあり、周りに紀州犬を飼っていた方が多かったのものめり込む要因だったのかも知れません。
とにかく今までに飼った犬とはぜんぜん違います。
まず、媚びない、自分は自分、餌と散歩のとき意外は尻尾なんて振りません。
それとメチャクチャけんかが強い、たぶん生涯で犬とのけんかで、負けたのは1度だけだったと思います。
けんかに負けたのは生後6ヶ月の時で、その後、一番初めに脱走したときは、負けた犬に勝負を挑み、見事勝利を収め、家に帰ってきました。(その後、謝りにいきましたがが、鼻先に3cm程の裂け目が在りました。)
今では、とても飼いづらい犬だったかも知れませんが、私(ムク)には、虜になるには、十分すぎる程の犬でした。
また、展覧会があるという事を知ったのも、この犬のおかげです。
成績は、舌斑があり殆どが特良で一度だけ優良の末席に成ったときは家族で大喜びしていました。
1970年代の展覧会は特良の方が多く優良は数えるほどしかなかったように記憶しています。
思い出深いエピソード
オリの中でムクが異常に吠えていた事があります。
普段めったに吼える事の無いムクでしたが、吼え方が尋常ではありません。
家族が何事かと見に行くとオリの前に青大将(蛇)がとぐろを巻いてムクと対面しています。
家族が駆けつけたので、味方が増えたムクは果敢に前足で青大将に攻撃を加え、
青大将は逃げていったのですが、その後のムクの行動は家族の笑いを誘いました。
青大将の匂いが前足に着いてしまい、匂いを嗅いでは、足を振って、又嗅ぐの繰り返しを30分位繰り返しておりました。ムクにとってとても嫌いな匂いだったようです。
未だに、家族で思い出話になると必ず話題に上るエピソードでした。
天然記念物紀州犬の中でも大変数の少ない有色紀州犬の紹介
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